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♪うらメロ♪ブログ  

ただやっていた事ですが、

ある自閉症の少年が自ら書いた詩が話題になっています。

「こちらです」← 是非お読み下さい

私も自閉症の人とのかかわりを持っていたので非常に興味を持って読みました。
ついこの間もTAKAYUKIのお母さんがおっしゃっていました。
「高等養護学校に入学した時、今度の学校は普通で良かった」と言っていたと。
この場合の普通というのは、知的な障害を持つ人ばかりの学校だったから目立つことがなく
精神的に楽だったということなのです。
「わかってたんだねー」と。
「そうよねー、でも何がどうちがうのかとかうまく言えないのよね」と私。

彼らの心の中がのぞけないのです。

そんな今日このごろ、上記の記事に出会いました。

彼の詩の日本語訳を読んである箇所にハッとさせられました。

下の赤線のところです。

ただやっていた事ですが、_e0034013_17285455.jpg


TAKAYUKIとタケシの二人と20年近くつきあってきました。

彼らの音楽を受け止めるという作業の連続でしたが今この詩を読んで
私のやってきたことが実はものすごく大きなことだったと、、、、
彼らに対して私が音楽を通じてやってきたのは
ただ「認められる事」のお手伝いだったからです。


今思うと、
かつてやり始めた「みんなdeコンサート」は知的な障害を持つ人たちが
認められる場を作りたかったからでした。

この詩に出会って自分のやってきたことをひとことで説明することが出来ました。

そして、わりあい良いことをやっていたのだと安心しました。
by melo_pro | 2016-07-18 17:53 | 仕事 | Comments(0)