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♪うらメロ♪ブログ  

ドラマ、僕の歩く道

2回目から見ている。
自閉症のあるパターンを参考にしているわけなので、私の知っている
自閉症の青年のタイプ(ナカショーとその友達)とは少し違うが
見ていてけっこう参考になる。

草彅剛の演技力には驚く。

自閉症の目になっているし自閉症の顔になっている。

つい昨日ナカショーのタケシから電話がかかってきた。
用件はともかく電話での喋り方はとても自閉症のそれではない。
普通。
いつから彼は普通っぽい喋り方になったのだろう。
普通の会話をちゃんとしている。
TAKAYUKIにしてもそうである。
やや彼の目や喋り方の雰囲気はヴォーダフォンの予想ガイ君と似ているが
普通の会話をしている。
だからついつい彼らの心のひだに無頓着になってしまっているのだが。

そんなわけなので「僕の歩く道」を見ていると
彼らの心の奥についてちゃんと目を配らなければ、と思うのだが
でも、彼らはけっこう自分をさらけ出しているような気もする。

私自身彼らとのつきあいの中で感じるのはやはり
「彼らは自分で伸びていく力をちゃんと持っている」事である。

私達は彼らに対してあまりこまめな接し方はしていない。
とは言ってもここに来るまではもしかしたらあまり人がやらないような
こまめさでやっていたかもしれない。
それは下地作りだから当然であろう。
しかし、今は彼ら自身が自信を持ち自分の人生をちゃんとやっている。
そんな生き方が出来るようになってきたのだ。

本当に、彼らは自分でいろいろと決められるようになってきた。
彼らの世界もだんだん広がっている。

彼らとかかわりあって10年になるけど、今の状態が当時描いていた
ひとまずの上がりかもしれない。

切り開く力が彼らにはある。

このドラマで長山藍子演じる輝明のお母さんであるが
とっても優しく素敵である。
SONS のお母さんたちは長山藍子が演じているようなお母さんたちである。
出来すぎみたいであるが本当にそうなのである。
あんな風に、優しくそっと見守っていて、、、
個性はちがうけど本質的にはみんなそのような感じである。

だからこそ今日まで、そしてこれからも彼らとかかわっていけるのである。
by melo_pro | 2006-10-27 02:15 | ナカショー | Comments(0)