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♪うらメロ♪ブログ  

良くなりつつあります

暮れに始めた脱ステロイド。

脱ステロイドがどんなに大変なものか知ってます?
と思わず言ってしまうほど大変なんですわ。

何故ならばステロイドは大変便利で具合の良いものだからです。

私のように、ムーンフェイスその他の副作用が全く出ないくらいの微量というのは
脱ステロイドを試みる必要はほとんどないとされています。

「喘息の治療にステロイド吸入を」というのが普及し始めたのは
ここ10年くらいの間の事。

ちょうど私が喘息専門医アダチクリニックの門をたたいたのが1997年秋
それまで普通の内科で3ヶ月ほど治療を受けていましたがその内容は
苦しくなったらメプチンエアーを吸入するというものでした。

新聞記事でステロイド吸入の事を読み内科のお医者さんにそのことを言ったところ
「そういう治療もあるにはあるけど、それを始めると一生続けなければならないし
自分でやらなければならないのでその自信があるならやりなさい」とのお答え。

つまり、早い話「私は知らないから自分でやってね」というものでした。
希望すれば処方するけど、あとは自己管理してよね。という。。。。

さすがに本気で病院を変えようと思ったですね。

で、本屋に行き喘息治療の本を探すも、1冊しかナイ。

相鉄線星川で開業している先生の書かれた本で読むほどに私の症状がピッタリあてはまり
喘息の正しい治療について知る事が出来ましたがその先生は小児科でした。
でも、すがる思いでそのクリニックに電話をしましたが
大人は診れないとことわられました。

「とにかく苦しいので喘息の専門のお医者さんを探したいから」と言うと
その本の出版社に電話をすればいいと言われて

編集部→日本アレルギー協会→アダチクリニック
とたどりついたのでした。

朝、相鉄線星川のクリニックに電話をして夕方にアダチクリニックの門をたたいたわけです。

その日は休診日で先生は東京女子大まででかけられていましたが緊急ということで
夜7時に診ていただいたのがアダチ先生の患者の始まりでした。

1997年当時典型的な喘息と診断されまだ軽い方なので治療するのには丁度良い時期だと
言われました。

当時の最先端治療により2週間でまたたくまに改善されていきました。
その後は自分でコントロールしていくやり方を覚えましたが
薬は勿論のこと吸入の回数などすべて医師の指導のもとで正しくやるわけです。

その後好酸球性筋膜炎になりステロイドがいかに素晴らしい薬であるかを実感しているわけですが
アダチ先生の指示どおりの量を服用なり吸入をしていて副作用は全く出ませんでした。

でも、ステロイド吸入を20年30年と続けた人の例は聞きません。

どんなに症状が改善されてもステロイド吸入をやめるとたちまちあの苦しい状態に
戻るわけです。

そんな時にサプリメントで体質改善をするという方法に出合いました。

免疫力を高めるというサプリに昨年暮れに出合い、試みることにしました。

サプリのメーカーの人にも詳しく自分の症状を話しそして詳しい情報を聞き
さらに携帯電話の番号もきいておきました。

そうした上で始めたわけですが、最初は規定量をとったため3日でギブアップしました。

いったん20日間ほどサプリをとらず、急激に悪化した喘息とひたすら戦う毎日でした。
そのかいあって少しづつ良くなり又今月15日から今度は一日1粒から始めています。

2週間ごとに1粒づつ増やして身体に馴染ませていくことにしました。
この間アダチクリニックに行きたっぷりと薬を出してもらい
災害用の予備としてキュバール(ステロイド吸入)は2本出してもらいました。

夜間に気管を広げるホクナリンテープとシングレア(飲み薬)も30日分。

で今はしっかり薬づけの毎日でもあります。


私の場合喘息が悪化したというよりサプリの影響があるわけです。
だからかもしれませんが通常、喘息悪化の時に聴心器をあててもらうと必ず
「はく息に雑音がする」「深く息がはけない」という症状がでますが
この前は息に雑音がしない、深く息がはけている、という状態でした。

「深く息もはけていますよ〜」
「今はね」
「そう言えば4月以来検査してませんねー、今日やっておきます?」
「いやです。今体調が悪いので良い結果が出ないじゃないですか」
「わがままだなあ」
「やっぱりバシッときれいな数字でいきたいからこの次ね」

私としてはサプリでどの程度結果が出せるか知りたいわけでそのための検査なわけです

ちなみに私の場合好酸球以外は全て正常値です。

今回試みているサプリが本当にきいているのかどうかを知るには好酸球の値を見るのが
いちばん良いかなと思っています。

喘息の人はみんな好酸球が高い目です。


今回試みているサプリが喘息を改善させるのかどうかはわかりません。

もともと健康な人がサプリでさらに元気になるのは全く問題ありませんが
私のように持病を持つ人にとってそれは大変危険なことであると実感しています。

医師とサプリのメーカーの人は全くあい反する意見を持っているわけで
基本的にどちらの意見も尊重しながらどちらの意見もうのみにしないという
精神的強さが必要だと感じています。
さらに、自分の身体に対して敏感になっている事。
つまり最終的に必要なのは直感力だと感じています。


それにしても、喘息は辛いです。本当に。
少し動いただけでもはげしく咳き込むので何も出来なくなります。
大きな声でしゃべると身体が疲れます。

咳き込んむといちだんと気管が細くなるので呼吸するために筋肉を非常に使うわけで
胸が痛くなってきます。

通勤にモノレールを使いますが、階段を上がっただけで咳き込むので
モノレールに乗って2駅ほどの間は咳が続きそのあと呼吸が苦しくなって
ハァーハァーして大変なわけです。
そんなわけで出来るだけ階段は使わないようにしています。

電車から降りて冷たい空気を吸うとまた咳き込みが始まり教室に着く頃には
ぐったりしているのか、と思うとここがまた喘息の不思議なところです。

エレベーターに乗り5階に着くころには何故か普通になっていて
階段を上り下りしてもぜんぜん咳が出ないし、笑うと少し咳が出る程度なのです。

もっと不思議なのは江の龍の仕事をしている時は
けっこうはげしく身体を動かしているにもかかわらずぜんぜん平気なのです。


ただ、そのあとの疲れ方ははんぱじゃあないです。
by melo_pro | 2007-01-27 15:24 | 喘息 | Comments(0)